FIREして実りのある人生を

45歳でFIREしたので残りの人生をエンジョイします

タイの銀行口座開設に必要なもの(2024年3月)

バンコクに滞在中に銀行口座の開設について2店舗で聞いてきました。

バンコク銀行本店

日本語デスクに行って話を聞いてきました。必要なものは以下のとおりです。

  1. 戸籍謄本(英訳) → おそらく戸籍記載事項証明だと思われます
  2. ビザかワークパーミット
  3. タイの電話番号

リタイアメントビザもビザですが、何らかのビザを取得しないとリタイアメントビザ申請に必要な銀行口座が開設できません。これについて尋ねたところ、「EDビザの取得が最も簡単です」と言われてしまいました。真剣に勉強するつもりでもそうでなくても、語学学校に入学するには数万円かかるのでこの出費が必要です。

住所に関しては何でも良く、タイのイミグレや日本大使館で取得する居住証明は必要無いとのことでした。具体的には「友達の家でもいいです」とのことで、特に住所の確認は行わないそうです。

クルンシーサイアム銀行エムクーティオ支店

こちらも日本語デスクに行って話を聞いてきました。以下が必要です。

  1. タイの電話番号
  2. 日本大使館発行の在留届出済証明
  3. 本人確認書(マイナンバーカードなど)

先方の日本語が怪しかったので詳しくは聞きませんでしたが、「リタイアメントビザ取得前提だったらビザ無しでも開設できる(意訳)」と言っていました。

よって最難関は在留届出済証明だと思います。家の貸主に頼んで期間の長い(3ヶ月以上)賃貸契約書にサインしてもらい、それを持参し日本大使館に行って在留届出済証明の申請をします。

コンドなどを貸主と直接契約しようとすると6ヶ月や1年契約になってしまいますが、リタイアメントビザ取得前に6ヶ月契約するのはリスクがあるので、その場合はコンドに1-2ヶ月滞在しつつ実際に住むつもりのないローカル向けの格安賃貸を契約し、証明書得後にすぐ解約することが可能かもしれないと思いました。

5,000 THBの部屋を3-6ヶ月借りると10万円前後かかります。

その他情報

英語の情報を見ていると、「口座開設に必要な資料は店舗によって異なるので、10店くらい回ればツーリストでも開設できた」という記載もありました。多分店長のKPIの一部に新規口座開設数があるのだと思いますが。

結論

今回は初めて話を聞くので日本語デスクに行きましたが、話した感じでは日本語のやりとりが一部怪しいこともあったので英語の方が良いのではと思いました。暇で仕方なく「気が向いたら開設するか」くらいの感じだと銀行巡りも良いですが、我々の場合はリタイアメントビザ取得のために口座開設をして数ヶ月資金を入れておくことが必須なのでそうもいきません。

いずれの方法でも数万円の費用は不可避なので、エージェントを使ってバンコク銀行パタヤ支店に開設した方が早いかなと思いました。次点でAirbnbで借りるコンドのホストにお願いして賃貸契約書にサインしてもらい、それを日本大使館に持っていくくらいでしょうか。

来年の年初に口座開設を申し込むつもりですが、その時までにルールが変わっていないことを祈ります。