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コープさっぽろ脱退で引越しする感が高まる

引越しまで1ヶ月を切ったので、1年半くらいお世話になったコープさっぽろを脱退しました。

西26丁目に住んでいた頃に近所に店舗ができたので通い始めましたが、引越し後は別の店に行っていました。

宅配も便利そうだったので出資し組合員になり少しの間利用していました。

よかったところ

家の近所にあるスーパーマーケットの中では「ご近所野菜」コーナーとして少量生産野菜の売り場があったのがよかったです。イオン(マックスバリュー)などのスーパーにはそのような売り場があまり無いかあっても魅力的な商品がありませんでした。例えば紫色のじゃがいもであるシャドークイーンなどはコープ以外では車で郊外のファーマーズマーケットに行かないと入手できません。

改善して欲しいところ

Hokkaido海のクリーンアップ大作戦!」と称して海を清掃する素晴らしい活動をしているにも関わらず、店舗では積極的にビニール袋を使うなどしており矛盾があると思いました。私が行ったことがある範囲では会計のみセルフレジまでしか無いためチェッカーの人にカゴからカゴへ移し替えてもらいますが、基本的には自動的に野菜や豆腐をビニール袋(水物袋)に入れられてしまいます。

イオンは完全セルフレジなので水物袋を使うかどうかは客がコントロールできるし、CGCグループ東光ストアは非セルフレジでもチェッカーが水物袋に商品を入れることはありません。この辺りの考え方は全国展開のグループと地場の違いなのかもしれません。

他にはナショナルブランドの商品がイオンより高いこと、オーガニック商品が少ないこと、トドック(宅配サービス)では成分が不明だった*1ことが不満でした。

コープは生活協同組合なので出資金を支払ってメンバーになった人が利用できるのが本来の姿ですが、実店舗での買い物は誰でもできてしまうので、宅配その他のサービスを利用しない人にとっては出資する理由が薄いです。また銀行と異なりペイオフも無いし株式や投資信託と異なり資産の分別管理もなされていないため、多額の出資をしたときに倒産してしまうと出資金が戻ってこない可能性があるので金融商品よりリスクが高いです。もし多額の出資をするなら贈与したつもりで行うしかなく、それならば国債でも購入した方がマシと考えてしまいます。

そして宅配はイオンなどと異なり曜日と時間帯が決まっています。我が家は木曜日が配達日でしたが注文は前週の日曜日に締め切るというシステムです。次週の木曜日以降に何を使うのか、何が在庫切れになるかを読むのが難しいため宅配は主力になりませんでしたが、人参・玉ねぎ・すいかなどの重いものやトマトなど無限に食べられるものの調達では少し助かりました。ただ利用にはシステム利用料が200円かかる上に商品価格は店舗より少し高めな印象がありました。

脱退の手続き

今回はコープさっぽろの営業範囲外への引越しが脱退理由(法定脱退)ですが、前述の通り宅配を利用しない場合は加入している意味が薄いので、引っ越さずとも早晩脱退していた気もします。

脱退の手続きは店舗のカウンターでタブレットから個人情報と出資金の支払い口座情報を入力するだけで簡単でした。IDや口座情報の証明などは不要です。私の場合は法定脱退なので出資金は当月中に振り込まれるようです。たった1,000円ですが。

感想

コープさっぽろはイオンを凌いで我々が最も多くの回数買い物をした店なので、そこの会員を脱退することで引っ越すことに対してより現実感が増しました。トドックアプリも削除したため、いつもiPhoneのアプリ一覧に出てきていた可愛らしいアイコンももう見ることはありません。

店には気が向いたらあと数回くらいは行くかもしれませんが、「引っ越す前にもう一回は行っておこう」と考えていて結局行く機会が無さそうな場所が結構あります。コープでそうなってしまうとお金が返ってこないので、できる時に手続きをしておきました。

*1:最近表示されるようになりました